ここに記載したことは2003年と2004年の7月に、私が観察したことに基づいています。他の時期のことはよくわからないので、あくまでも参考ということにしておいてください。
(図は「ボルネオ島アニマル・ウォッチングガイド」安間繁樹 (文一総合出版)のタビンの地図を参考にしました) |
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| 1 マッドボルケノ |
森の中に直径80mくらいの円形の空き地があり、真ん中に塩を含んだきめの細かいグレーの泥が湧き出しています。塩分はコンビニの味付きゆで卵くらい(舐めました)。泥を舐めにいろいろな動物がくるため、ゾウやサンバー、ヒゲイノシシなどたくさんの足跡が見られました。早朝にはミカドバトやアオバトが塩を舐めに来ていました。空き地の端に高さ30mくらいのやぐらが有り、そこで待っていると泥を舐めに来る動物や周囲の森にいるたくさんの鳥を観察できます。車道沿いにあるメンガリスの木にはたくさんのミドリカラスモドキが居ます。観察に向いているのは夜明けから11時くらいまでと、15時30分くらいから日暮れまでだと思います。運がよければオナガサイチョウ、ヒメハヤブサが見られるかも。
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| 泥の噴出し口 |
泥を舐めに来たブタオザル |
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← メンガリスの木です。樹高50mはあります。 |
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| 2 野生生物局事務所と職員宿舎 |
| 野生生物局の事務所と職員宿舎があります。いつも夕方16時ごろに九官鳥が近辺の木に飛んで来て鳴くのが観察できました。事務所裏からトレイル1に入れます。シキチョウの家族が巣がけをしているので、周りで頻繁に見かけました。事務所裏の電線にはコシラヒゲカンムリアマツバメがよく止まっていました。 |
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| 野生生物局事務所 |
事務所横 |
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| 3 橋 |
| リパ川にかかっている橋です。このたもとに立っているとアブラヤシプランテーション、湿地草原、川、森が一望にできるので、動物や鳥の行き来がよく観察できます。特に早朝と夕方がよいです。2003年7月の訪問では橋の下の泥の上でカワウソの足跡を確認しました。チャイロカッコウハヤブサやウォレスクマタカ、ウオクイワシなどが上空を横切るのがよく見られました。 |
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| 4 湿地草原 |
| 2mくらいの丈の草地で地面が湿地状になっています。早朝や夕方にシロハラクイナがここから道路に出てくるのが見られます。バンケンが時々飛び立つのも観察できました。 |
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| 5 リパ川 |
| リパ滝→リパ洞→森の中→タビン・ロッジ裏手→湿地草原→アブラヤシ・プランテーションと流れています。だいたい幅5m前後でそんなに深くありません。タビン・ロッジ裏辺りまでは岩がごつごつしていますが、湿地草原手前の辺りから砂底の流れのゆるやかな川に変わります。プランテーションからロッジ近くの滝まででたまにカワウソを観察できるようです。でかいミズオオトカゲなんかも居ます。ロッジ裏辺りではルリカワセミ、湿地草原付近辺りではコウハシショウビンがよく見られます。ロッジ付近でカエル2種を確認しています。鳴き声を頼りに川の中の岩の上を探してみてください。 |
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| リパ川 橋の下から |
ミズオオトカゲ |
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| 6 タビン・ロッジ |
| 2人用の小さなシャレーから、大人数が泊まれるキャビンまで何棟かあります。食堂の周りにたくさん植栽がしてあって、いろいろな鳥がやって来るので、ここにいるだけでもかなりバードウォッチングが楽しめます。木道を通って少し上流に歩くと、庭に来る鳥とは違った鳥が見られます。 |
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生きもの以外の写真を撮る習慣が無いので、写真がありませんです。 |
| 二人用シャレーです |
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| 7 並木道 |
| トゥンク道路からロッジの敷地に入る短い道で両側にマメ科の木が植えられています。鳥の通り道になっているので、たくさんの鳥が低い位置で観察できます。アカハシゴジュウカラやセグロコゲラ、クビワヒロハシやオウギビタキ、シロハラクイナやタカサゴモズなどなど。朝食前にちょっと鳥見、などに最適です。 |
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| 8 リパ洞 |
| 洞窟というより単にたまたま水面に岩が張り出しているというような感じの浅い穴ですが、2003年の7月にはシロハラアナツバメが集団で営巣しているのを観察できたし、奥にコウモリが若干いるとの話も聞いています。入り口を見るためには足場の悪いところを通る必要がありますが、行っていけないことはありません。下は川なので、洞窟には入れません。覗くだけです。 |
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| こんな感じの穴です |
上にツバメの巣があります |
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| トレイル1 (野生生物局→マッドボルケノ) |
| 見通しは悪いけど、なかなかいい感じになった二次林の中を通るトレイルです。観察はしにくいですが、早朝や夕方などに少人数で歩いてみたら、なにかいいものに出会えるかもしれません。チメドリやカワセミの仲間、ヤイロチョウなどが期待できるかな?
あまり起伏はありません。 |
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| トレイル2 (コアエリア道路→リパ滝・洞窟) |
| コアエリアに向かう車道を橋が落ちている手前まで入って、そこから歩きます。森と森の間を開いて作った道なので、森の鳥が結構横切ります。コノハドリやヒヨドリ、ハナドリ、タイヨウチョウの仲間などは道沿いの花が咲いている木でよく観察できました。日陰があまり無いので暑いです。 |
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| トレイル3 (タビン・ロッジ→リパ滝・洞) |
| あまり手入れされておらず、ゾウの道が周りにたくさんあって紛らわしいので、ガイドと同行する必要があります。まあまあ起伏があります。見通しが悪く、森の状態もそんなにいい感じではなかったです。トレイル2を使ってリパ滝・洞に行く方が楽しいし楽だと思います。 |
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| トゥンク道路 |
| 西側はアブラヤシプランテーション、東側は森です。ロッジのナイトドライブで使う道路です。森からアブラヤシ畑へ入るゾウやヒゲイノシシ、道路沿いで獲物を狩るベンガルヤマネコやマレーウオミミズク、ジャコウネコの仲間などが見られます。 |
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ロッジ敷地に入る並木道とトゥンク道路の交差地点です。
右がアブラヤシ畑です。 |
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| トマンゴン道路 |
| ガイドさんに頼めばこちらの方向へのナイトドライブも可能です。ただし、必ず動物が見られるとは限りません。マッドボルケノより奥など、森の中を通るので、何かいいものが見られるかもしれません。 |
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| アブラヤシ・プランテーション |
| ベンガルヤマネコやジャコウネコの仲間、ヒゲイノシシやゾウなど、いろいろな動物が周辺を利用しています。道路からアブラヤシ畑の間の草地にはネズミが多いみたいですが、コブラがいる危険性があるので、入るのは止めておいた方が無難です。 |