カタカタ ボックス
ボルネオの生きもの

私が観察したボルネオの生きものを紹介しています。
和名などについて情報募集中です。間違いがあったらぜひ、教えてください。
カエル編 (1)
    
  • 英名,学名,計測値は主に「FROGS OF BORNEO」(*1)を参考にしました。
  • 「AMPHIBIANS & REPTILES of MOUNT KINABALU (North Borneo)」(*2)も参考にしています。
  • 一部の学名、日本語の属名、種名は「ハ・ペト・ロジー Vol.2」の記事「ボルネオ島のカエルたち」(松井正文先生)を参考にしました。(*3)
  • ( )内の月は私が確認した月です。
  • 参考サイト「FROGS of the MALAY PENINSULA」「Ecology Asia:Eco-Focus」で一部のカエルの画像や生態が参照できます。どちらもすごいサイトです。
  • ボルネオは11月から2月までがモンスーンシーズンです。10月下旬から雨が多くなり、一部のカエルの繁殖期となるようです。2002年はそれを狙って11月にダナムバレーに行ったのですが、なんと雨がほとんど降らず、ウォレストビガエルにも振られました。トホホ・・・。
BUFONIDAE 科 (ヒキガエル科)
Ansonia 属 (コオロギヒキガエル属)


Long-Fingered Slender Toad
Ansonia longidigita

Male:35-50mm
Females:45-70mm

撮影場所:ダナムバレー (11月/夜間)
森の中の幅2mほどの川で水深10cmくらい、川の底や岸には砂と小ぶりの石があるようなところでした。川でヒキガエルって変な感じでした。
Pedostibes 属 (キノボリヒキガエル属)


Brown Tree Toad
Pedostibes hosii
マレーキノボリヒキガエル

Male:53-78mm
Females:89-105mm

撮影場所:ダナムバレー(11月/夜間) , タビン(7月/夜間)
どちらもロッジ近くの川岸の岩の上で鳴いていました。
フォン、フォン、フォンと柔らかく低い声でした。名前のとおり他所のサイトで見た写真では木に登ってましたが、私は川岸の岩の上以外で確認したことがありません。
????? ↓なのか?
Climbing Dwarf Toad
Pedostibes rhopophilius

Male:21-24mm
Females:23mm

撮影場所:タビン(7月/夜間)
ロッジ食堂建物の横の池のほとりで見つけました。
目撃したのは30mmくらいの個体。1頭のみ。
????? ↓なのか?
Climbing Dwarf Toad
Pedostibes rhopophilius

Male:21-24mm
Females:23mm

撮影場所:タビン(7月/昼間)
リパ洞付近の川原の石の間にけっこういます。成体なのか子ガエルなのかわからない。
目撃したのは25mmくらいの個体で、何頭か同じようなのを確認しています。
????? ↓なのか?
Climbing Dwarf Toad
Pedostibes rhopophilius

Male:21-24mm
Females:23mm


撮影場所:タビン(7月/夜間/降雨中)
ロッジ食堂のトイレの裏の水溜りで鳴いていました。
30mmくらいの個体。1頭のみ。ただ、鳴き声は複数でした。
MICROHYLIDAE 科 (ヒメアマガエル科) 
Kaloula 属 

↑ クリックすると大きくなります
Brown Bullfrog
Kaloula baleata

Male:50-61mm
Females:55-66mm

りえぞーさんからお借りした写真です。おなじみのお気楽サラリーマンさんと一緒に2005年の10月にビリッ村に行かれた時に撮影されたそうです。
 お気楽サラリーマンさんの旅行記
撮影場所:ビリッ村キナバタンガン・ジャングル・キャンプ
(2005年10月、夜間)
ジェティからキャンプにもどる途中の、地面から1メートルくらいの高さの木のくぼみにのっていた、との事です。丸っこい体だったそうです。

うーん、うーん。すごく自信が有りませぬー。イボの状態や体形からOccidozyga(ウキガエル)属のカエルかとも思ったのですが、あちらは鼻面がもっととがってて、目の間も広くありません。また、前足の指に円板が無いし、好む環境ももっとウェットです。ということで、Kaloula属のカエルにしては腹がしぼんでるんですが、たまたま吸水して無いとかなんとか、そんな状況かなと考え、とりあえずこの種名かなと思います。でも色彩がちょっと違うんですよねー。あー、手にとっていじりまわして確認したいなー。まあ、暫定ということでお願いします。

いろいろ
鼻面が丸っこく、どの図鑑を見ても体はずんぐりというよりはすでにぱんぱんの饅頭といった感じです。前足の指先が丸い円板になっています。
人家の周りや畑、二次林で見られますが、原始林でも見られるそうです。
夜行性で昼間は地面の穴や積み重なった石や木の間などに隠れているそうです。
基本的に地上性ですが、雨の激しい時などにはやぶや木に上がることもあるそうで、地上2.5mくらいまでの木の穴に居たりすそうです。りえぞーさんが確認されたのも、地上1mくらいの木のくぼみだそうです。
Metaphrynella 属 (カグヤヒメガエル属)
Tree Hole Frog
Metaphrynella sundana
ボルネオカグヤヒメガエル

Male:19-23mm
Females:23-25mm

撮影場所:ダナムバレー(11月)
夜間、森の中から「ピーッ、ピーッ」とかぼそい高い声で鳴く声が聞こえてきます。鳴き方は抑揚がなく単調です。
鳴き声を頼りに探すと写真のような水の溜まった木の洞から聞こえて来ていることがわかりました(幅5cm無いくらい)。のぞきこむと3cmもないような小さなカエルが鳴いていました。写真を撮ったのですが、カメラが絶不調でシャッターは下りたのに写ってませんでした。泣ける・・・。やぶの中に入るの嫌なのに頑張ったのにー。
ちなみに写真の穴はキャノピーウォークに上がる梯子の手前のやぶの中の木です。夜中に鳴き声を頼りに探してみましょう。木道から3mくらいの所にあります。

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