カタカタ ボックス
ボルネオの生きもの

私が観察したボルネオの生きものを紹介しています。
和名などについて情報募集中です。間違いがあったらぜひ、教えてください。
カエル編 (3)
RHACOPHORIDAE 科
Philautus 属 (コガタキガエル属)


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Philautus ?

撮影場所:ダナムバレー(11月/夜間/降雨中)
ロッジ近くの森の中で鳴いていました。30mmくらい。
図鑑を見ても何かわかりません。
どなたかご教示ください。
Polypedates 属 (シロアゴガエル属)


Four-Lined Tree Frog
Polypedates leucomystax
シロアゴガエル

Male:37-50mm
Females:57-75mm


撮影場所:ダナムバレー (11月,7月/いずれも夜間)
タビン(7月/夜間)
とにかくどこにでもいて、いつでも繁殖してる感じです。ロッジの庭からジャングルの林縁まで様々でしたが、大体開けた場所かな? モリアオガエルと同じで泡泡の卵塊を産み付けます。(下の写真)
「グガッ、グガガッ」と大きく投げやりに聞こえるような乱暴な声で鳴きます。


Dark-Eared Tree Frog
Polypedates macrotis
クロミミシロアゴガエル

Male:45-57mm
Females:66-85mm

撮影場所
ダナムバレー(11月/夜間)、タビン(7月/夜間)
ダナムバレーでは森中を突き抜ける道路端の水溜りで見たやつだと思うが自信がありません。
タビンではロッジ食堂横の池で確認。


←Four-Lined Tree Frogのペアにこの種のオスが間男してます。これはタビンのロッジ食堂の屋根のすぐ下で地上から2mちょっとくらいでした。交雑するのかどうかはよくわかりません。


File-Eared Tree Frog
Polypedates otilophus
カブトシロアゴガエル

Male:64-80mm
Females:82-97mm

撮影場所:ダナムバレー(7月,11月/いずれも夜間)
ロッジ手前の池で見られます。毎晩数頭は確認できます。
Rhacophorus 属 (アオガエル属)

 ↑ クリックすると大きくなります。
Frilled Tree Frog
Rhacophorus appendiculatus

Male:30-37mm
Females:42-50mm

りえぞーさんからお借りした写真です。お気楽サラリーマンさんと一緒に2005年の10月にビリッ村に行かれた時に撮影されたそうです。
 お気楽サラリーマンさんの旅行記

撮影場所:ビリッ村ジェティ近く
(2005年10月、夜間)
木の幹の下の方に居たそうです。
最初はどの種か悩んだのですが、後足の横に並んでいるフリル上の突起が決めてとなりました。写真ではよくわかりませんが、前足の横にもこのフリルはあります。見掛けはアオガエルですし、(*2)の写真はこの写真と同じポーズで模様の感じも似てるので、間違いないと思います。

いろいろ
三角の頭ととがった鼻面をしてます。後足の3/4ほどは水かきがあります。
樹上性で低地の原始林や年数を経た二次林に居ます。泥湿地や干拓地で確認される事もあるみたいです。林床で繁殖するそうです。

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Jade Tree Frog
Rhacophorus dulitensis

Male:33-40mm
Females:49-50mm

りえぞーさんからお借りした写真です。お気楽サラリーマンさんと一緒に2005年の10月にビリッ村に行かれた時に撮影されたそうです。
 お気楽サラリーマンさんの旅行記

撮影場所:ビリッ村キナバタンガン・ジャングル・キャンプ
(2005年10月、夜間)
ロッジのテラスに居たそうです。明かりに来る虫を狙って来たのかも?
いろいろ
低地の原始林に住むカエルです。樹上性です。
とがった鼻面とスリムな体。水かきは指先の吸盤まであります。英名のJade(翡翠)が示すように、体全体がとてもきれいな透き通る様なグリーンのカエルです。鼻先から目にかけて白い縁取りがあり、鼻面、まぶたの部分は茶がかかります。腕や足の外側に白い縁取りがあります。
ダナムバレーでも見られるのですが、私は見損ねました。くやしー!

アオガエルの仲間なので、卵はモリアオガエルと似たような泡の卵塊を木にぶら下がる様に産み付けます。産卵時はオスの集団が林床の水溜り周りに集まって来るようですが、時期は決まっていないようです。突然の豪雨が引き金となるのではないかと考えられているようです。




Harlequin Tree Frog
Rhacophorus paradalis
ヒョウトビガエル

Male:39-55mm
Females:55-71mm

撮影場所:ダナムバレー(11月/夜間)
ロッジ敷地内をロッジへ向かって走る車道沿いの水溜りにたくさん集まっていました。もちろん産卵のためです。

いろいろ
左下の写真のように、道端の水溜りのそばの小木の葉の上でオスが複数メスを待っていました。葉の上にある卵塊がこの種のものかどうかは、わかりません。
このカエルは glider frog つまり滑空するカエルです。普段は樹上で暮らしており、産卵のために降りてきます。水かきが発達しており、これをいっぱいに開いて落下速度を緩めたりしています。ウォレストビガエルほど水かきは大きくありません。(ウォレストビガエルについては下の検索バーから画像を見に飛んでください。)

30m〜50mの高木がたくさんある熱帯雨林にはいろいろな滑空動物がいます。
哺乳類ならムササビやヒヨケザル、カエルならこのカエルやウォレストビガエル(Wallace's Flying Frog)、ヤモリならホースフィールドトビヤモリ(Horsefield's Gliding Gecko)やクールトビヤモリ(Kuhl's Gliding Gecko)、ヘビならパラダイストビヘビ(Paradise Tree Snake)などです。

そもそもダナムバレーではウォレストビガエルが見たかったのに、お目にかかってません。
またチャレンジするぞ!

滑空動物についてはナショナルジオグラフィックの2000年10月号に「ボルネオの熱帯林 滑空する動物」という写真入りの記事があります。
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