カタカタ ボックス
ボルネオの生きもの

私が観察したボルネオの生きものを紹介しています。
哺乳類 (サルの仲間)
霊長目
メガネザル 科 (TARSIIDAE 科)


Western Tarsier
ニシメガネザル

Tarsius bancanus

HB:12.1-15.4cm T:18.1-22.4cm

撮影場所:ダナムバレー(7月)。
夜行性です。地上から樹上7mくらいまでが行動域だそうです。
ナイトドライブで車道沿いの下生えの密集していない細い木が生えている林内に居ました。動きは敏捷そうで、木から木へではなく、ノミのように地面に飛び降りては1mくらいの小刻みなジャンプを繰り返して移動していました。最初、鳥かと思いました。10cmはあろうかというような大型のキリギリス類を好んで食べるようです。
群れは作りません。

動く映像が見たければ、ビデオ/DVD「アジア動物紀行 多様性の島々を訪ねて(飯島正広)」があります。
オナガザル 科 (CERCOPITHECIDAE 科)




Maroon Langur (Red leaf monkey)
クリイロリーフモンキー

Prebytis rubicunda

HB:44.3-58cm T:67.3-80cm

撮影場所:ダナムバレー
ダナムバレーのロッジ付近で頻繁に観察できます。
8頭くらいの小集団で行動し、その中で成体のオスは1頭のみらしいです。
通常赤茶色の毛色なのですが、ダナムでは白色や中間型の毛色の個体が結構います。


Proboscis Monkey
テングザル

Nasalis larvatus

HB:male/55.5-65.1cm,female/55-55.5cm
T:m/67.4-74.5cm,f/62-57cm

撮影場所:スカウ
河畔林、マングローブ林に暮らしています。
リバークルーズで見ました。私が見たのは成体のオス1頭にメス複数と子供の5,6頭の群れでした(船酔いで死んでいたのでよく覚えてません)。
木の葉を主食にしているので腸が長いせいか、お腹がぽっこり出ているのが印象的でした。

上の写真は成体のオス、下はメスの写真です。
Long-tailed Macaque
カニクイザル

Macaca fascicularis

HB:40-47cm T:50-60cm

撮影場所:ダナムバレー
ニホンザルと同じMacaca属です。広範囲で見られます。セピロック、ダナムバレー、タビンで確認しました。

20から30頭くらいの群れで行動し、その中には2-4頭の成体オス、6-11頭の成体メスが含まれるようです。移動中は群れが広範囲にばらけた上に騒がしいのですぐにわかります。
珍しくないので、「なんだカニクイか」扱いをしていたら、映像がこれしかありませんでした。


Pig-tailed Macaque
ブタオザル

Macaca nemestrina

HB:49.5cm T:18cm

撮影場所:セピロック
ニホンザルと同じMacaca属です。広範囲で見られます。セピロック、ダナムバレー、タビンで確認しました。

15から40頭くらいの群れで行動します。移動中は群れが広範囲にばらけた上に騒がしいのですぐにわかります。また、単独行動のオスもよく見かけます。写真もセピロックでみかけた単独のオスです。
この種も珍しくないので、「なんだブタオか」扱いです。

お気楽サラリーマンさんから教えていただいた情報ですが、タビンで200から300頭の群れを目撃した方がいるそうです。時には大きな群れを作るのか、何か原因があったのか。興味深いですね。
テナガザル 科 (HYLOBATIDAE 科)




Bornean Gibbon
ミューラーテナガザル

Hylobates muelleri

HB:42-47cm 

撮影場所:ダナムバレー
ダナムバレーで確認しましたが声はスカウやタビンでも聞きました。
朝方、「ホーアッ、ホアッ、ホアッ」などと柔らかくよく響く声でメスがモーニングコール(morning call)で歌います。群れは小さな家族集団で、成体オス1頭、メス1頭に1から3頭の若い個体が一般的みたいです。

声や生態についてなどはテナガザルの研究をされているyoichiさんのサイト
Home page of Yoichi INOUE」が詳しいです。
オランウータン 科 (PONGIDAE 科)


Orang-utan
オランウータン

Pongo pygmaeus

15才以上のオス:身長1.4m、手を伸ばすと2.4mくらいで体重が50-100kg
成体メス:体重35-50kg、

撮影場所:セピロック
写真はセピロックのオランウータンリハビリテーションセンターで撮った半野生のものです。
ゴマントン洞窟とスカウではこのように幼児を連れた野生のメスを2頭確認しました。ダナムでは若いオスの個体しか見たことがありません。

毎夕方、木の上に周辺の枝葉を集めてベッドを作って寝ます。新しいベッドが周辺にあれば、目撃できる可能性は高くなります。(写真下は古いベッド。新しいものは新しい緑の葉です)
Google
見たい生きものの名前や属名などを入力してGoogleに飛んだ後、
「イメージ」をクリックすると画像が参照できます。スローロリス見たいです。


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