カタカタ ボックス
ボルネオの生きもの

私が観察したボルネオの生きものを紹介しています。
和名などについて情報募集中です。間違いがあったらぜひ、教えてください。
ヘビ (Snake) 
★ボルネオのヘビは10属154種が確認されています(*1)。有毒のものはそう記載してあります。ボルネオではViperとCobraの仲間が有毒です。
★攻撃的、積極的に咬むなどは、捕まえようとしたり脅かしたりした場合の反応であって、何もしていないのに向ってくる事は通常ありません。ニシキヘビに獲物と認識されたらどうなるかは知りませんが・・・。
★ボルネオに行った人がちゃんと参考にできるように、他のボルネオ関連サイトの運営者さん達にお願いして、写真をお借りして内容を充実させようと思っています。お借りした写真を撮った状況などについて、そのサイトさんのページを確認できるよう、リンクを貼ってあります。
PYTHONIDAE 科 (ニシキヘビ科)
Python 属
Reticulate Python
Python reticulatus
アミメニシキヘビ

撮影場所:タビン(7月/午前中)
食堂の床にいました。4.5m以上はあったと思います。頭はよく確認できませんでしたが、胴体の菱形模様でこの種であると判断しました。
ロッジ職員によると、ここに居付いているようです。日本で家屋にアオダイショウが付いてるようなものかな?
時に食用にされちゃったりしてるみたいです。
いろいろ
低地から1300mくらいまで広範囲に生息しています。
森、沼沢地、プランテーションなどから人家までと環境も幅広く、ボルネオでは一般的なヘビです。
水の近くでよく確認され、泳ぎが達者です。地上性ですが、木にも登ります。
半夜行性。夕暮れから主に夜間に活動します。
主にネズミなど小型哺乳類を捕食しますが、鳥、トカゲ、カエル、魚も捕食します。
攻撃的で咬みますが無毒です。何しろ大きいので場合によっては危険ですが、通常は向ってくる事はありません。

確認された最大のものは9.8mだそうです、でかい! (*3)
卵数が12個から103個だそうで、大きいメスはかなり産むようです。すごいですね。(*3)
COLUBRIDAE 科 (ナミヘビ科)
PAREATINAE 亜科
Pareas 属


Blunt-Headed Tree Snake,
Smooth Slug-Eating Snake

Pareas laevis

撮影場所:ダナムバレー (7月/夜間)
スペシャルナイトドライブでダナムの敷地外の伐採用道路を通っていて、路面で確認した。

いろいろ
最大で40cmくらいのヘビ。
確認したのもまあそのくらいだったかな?

低地から1150mくらいまでの森に生息するようです。ナメクジ(slug)が主食と図鑑にありますが、別にそれだけでなく林床の小動物を食べてるのではないかと思うんですけどどうでしょう? ヘビってばっかり食いとかするんでしょうか? よく知らないのでわかりません。地面を這って行動し、日中は森の中の落ち葉の下に潜んでいるそうです。


Dark-Necked Slug-Eating Snake
Pareas malaccanus

撮影場所:ダナムバレー (7月/夜間)
スペシャルナイトドライブでダナムの敷地外の伐採用道路を通っていて、路面で確認しました。

いろいろ
最大で60cmくらい。
この個体はそんなにはなかったと思います。

低地から1000mくらいまでの森に生息するようです。上のPareas laevisと同じくナメクジを主食にすると図鑑にはあります。低木や草木に登ったりするそうです。
LYCODONTINAE 亜科
Psammodynastes 属
Mock Viperの一種?
Psammodynastes sp. ?

撮影場所:ダナムバレー(11月/夜間)
森の中の川でカエルを探している時に、水面上に垂れ下がっている枝の葉の上にいました。
そんなに大きくなく、細くて多分伸ばせば50cmくらいだったと思います。
COLUBRINAE 亜科
Ahaetulla 属
Green Vine Snake
Ahaetulla prasina

撮影場所:ダナムバレー(11月/午前中/快晴)
ダナムバレーに向かう途中に、伐採道路(未舗装)の路面に出てきてました。
蛍光を帯びた様なグリーンで、何だか存在感というか纏う空気の色が違ってる感じで、感動ものでした。

いろいろ
最大で2mくらいいくらしいですが、確認したものは50cm強くらいだったと思います。
(*1)には街から道路端、低木林、二次林から原始林、プランテーションなど、どこにでもいるとされています。低地から1200mくらいまで生息するそうです。昼も夜も行動し、主にトカゲ類を食べているようです。
Boiga 属
Yellow-Ringed Cat Snake or Mangrove Snake
Boiga dendrophila

お気楽サラリーマンさんからお借りした写真です。

撮影場所:スカウ
2002年2月にスカウでのリバークルーズ中に、水面から2mほどの樹上で確認したそうです。
黒地に黄色い帯が美しいですね。

いろいろ
全長2.5mくらいいくらしいです。

低地の沿岸部から内陸部で、原始林から人の手の入った環境にまで生息するようです。カエル、爬虫類、鳥、げっ歯類などかなり何でも食べるようです。

スカウのリバークルーズではヘビが結構見られるようです。樹上で日光浴してるんですね。




Dark-Headed Cat Snake
Boiga nigriceps

撮影場所:ダナムバレー(7月/午前中、11月/午前中)
いずれもロッジの前庭で確認しました。多分、同じ個体でしょう。朝によく居るらしいです。

いろいろ
1.5mから2mくらいまでいくらしいです。
私が見たのは1mちょっとくらいかな?

低地や丘陵の原始林で記録されているようですが、生態はよくわかっていないそうです。
Calamaria 属


Reed Snakeの幼蛇?
Calamaria sp.
ヒメヘビの仲間

撮影場所:ダナムバレー(12月/早朝)
早朝バードウォッチングの帰りに敷地内の車道(未舗装)で確認しました。

30cmくらいで、最初、ミミズかと思いました。
尾の先が丸っこかったです。
Dendrelaphis 属

  ↑クリックで大きい写真

Striped Bronze-Back (*1)
Dendrelaphis caudolineatus caudolineatus (*3)
ブロンズヘビ (参考:ビバリウムガイドNo.29)

お気楽サラリーマンさんからお借りした写真です。

撮影場所:ビリッ村付近
キナバタンガンジャングルキャンプの敷地内トレール
(2005年10月5日/夜間21時頃)
地上170cmくらいの樹上に居たそうです。
  お気楽サラリーマンさんの該当ページへ

いろいろ
樹上性、夜行性ですが、日中に草地でスキンクを捕まえたりもするそうです。
平地から1000m付近まで生息。
原始林から人家の庭まで、幅広く生息。
トカゲやヤモリ、カエルを食べます。
積極的に噛み付いて来るが無毒(ちょっかい出したらの話)。

尾が長く(総排泄口から後ろが尾です)スレンダーな中型のヘビです。最長で1.5mくらい。尾は全長の1/4くらい。

体の上面はオリーブブラウン。下面は白っぽいペールグリーンです。何と言っても特徴的なのが体を縦に走る複数の黒いラインです。上面の茶の部分には細い黒線が複数ありますが、下から見た場合はよくわかりません。目立つのが体側に走る太い黒線で、この線でこの種を判断できるのではないかと思います。
   写真
Gonyophis 属




Royal Tree Snake (*1)  or
Rainbow Tree Snake(*2)
Gonyophis margaritatus

ヒロト・ロジンスキーさんからお借りした写真です。

撮影場所:ポーリン
ポーリン温泉のキャノピーウォーク上で確認されたそうです。とにかく美しい!こんなヘビを目撃できるなんて、ほんっとーに、うらやましいです!
体長2m弱くらいだったそうです。
ポーリンのキャノピーウォークは地上35mくらいあったと思います。ものすごく高いところで行動してるヘビですね。

いろいろ
この種は熱帯雨林に住み、樹上性で700m以下の地域に生息するようです。*1
(*3)では2000mまで確認されていると書いてあります。どっちかと言うとこっちの本の値を採用した方がいいと思います。
非常にスムーズに木の幹を登るそうです。たぶんほとんど垂直の木の幹をそのままスルスルと上がるのでしょうね。見たいですねー。
飼育個体は魚以外何でも食べるそうです。
NATRICINAE 亜科
Xenochrophis 属


Red-Sided or Triangle Keelback
Xenochrophis trianguligera

お気楽サラリーマンさんと彼のサイトに登場する金箔おじさんさんからお借りした写真です。
上と右下が金箔おじさんさん、左下がお気楽サラリーマンさんの写真です。

撮影場所:ダナムバレー
2004年2月にダナムバレーのナイトウォークで、ロッジ近くの池で確認したそうです。全長30から40cmくらいだったとのことです。
 お気楽サラリーマンさんのサイトのページへ。

いろいろ
写真の個体は顔つきや体の模様の状態から見て若い個体(幼蛇)ではないかと思います。このヘビの特徴は首から体前部の体側に、目立つ赤やオレンジの三角形の模様があることです。あと、胴の背中側の菱形っぽい模様も特徴的です。
(*1)の成体の写真ではこんなに模様は鮮やかではなく、もっとアオダイショウのような地味なヘビのようで、赤い三角形や黒い模様もあまり目立たない感じでした。(*3)の写真ではほとんど茶色に見える本種の写真が掲載されていました。

成体は1m くらいで、ボルネオでは広い範囲に分布しているようです。川、池、湿地でカエルやオタマジャクシ、カエルの卵などを食べるそうです。水辺のヘビですね。
CROTALIDAE 科 (バイパーの仲間)
Tropidolaemus属


画像はクリックで大きくなります。


アゴ下のウロコのザキザキ感をどうぞ。


鼻面が尖ってます。こんな舌です。
Wagler's Pit-viper
Tropidolaemus wagleri
ヨロイハブ

お気楽サラリーマンさんからお借りした写真です。

撮影場所:スカウ
1999年12月に撮影だそうです。

色彩変異がかなりある様で、この写真のヘビは茶が強いですが、(*1)では明るい黄緑色、(*3)では黒味のある淡い緑色です。(*3)では身体に左の写真と同じ感じで緑色の縦模様がある写真がありました。
特徴は目を横切るバンド、それから和名の由来であろう、ザキザキと尖り気味のウロコが頭やアゴに見られる事です。鼻面がちょっととがっているのも、特徴です。
だいたい全長の平均は80cmくらいだそうです。

いろいろ
タイ南部からスマトラ、ボルネオ、スラウェシ、フィリピン諸島まで広く分布しているヘビです。1300mくらいまでの低地の森に普通に居る樹上性のヘビです。水が豊かな森、沼地や湿地、マングローブ林、海辺の沼地などを好む様です。
あまり活発でなく、薄暮から夜間に行動するそうです。
哺乳類、爬虫類、両生類を主に食べます。
性格は大人しくよっぽど手荒に扱わないと咬まないと言われてますが、たまに気の荒い奴が居るし毒が強いので、素人さんは手を出さない様にしましょう。

Googleのイメージ検索でこの種の写真を検索してみると、ものすごく色彩変異があるのがわかります。ペットとして品種改良されてるものも居そうです。
ヘビは難しいです。まずお目にかかるのが難しい。狙って会えるものではないし、居ても気づかないことも多いに違いない。
長さですが、見た感じで別に伸ばして測ったわけではないので、かなり怪しいです。
あと、幼蛇は模様が全然違うことがあるので、これがまた何だかわかりません。
だいたい図鑑だって、写真の無い種や未記載種もたくさんあるんだろーなー。
見つけたらとにかく頭をあらゆる角度から、それから全体、尾、など後で識別に使えるような写真を撮っておかないと同定に悩みます。私はヘビ屋ではないので、あんまり信用しないでくださいね。
Google
見たい生きものの名前や属名などを入力してGoogleに飛んだ後、
「イメージ」をクリックすると画像が参照できます。試しにこのまま飛んでみてください。


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