カタカタ ボックス
生きもの観察紀行

7月27日 (5日目) (2004年 7月 ボルネオ島) タビン

この旅行記を書いている現在、2006年5月です・・・(汗)。記憶が、記憶がーーー!!!ということで、ここから先、4日目までより内容が粗雑になる事をご了承ください。


起きたら雨は止んでました。朝食前に山側の木道に向って歩き上空を横切るウォレスクマタカを見たり、ロクショウビタキやハイムネクモカリドリなどを見たりしました。

8時過ぎから朝食。朝食後、食堂でゆっくりくつろいでいると、上田さんがリパ川の対岸の山の斜面の木の中にグレーの毛皮のサルを発見。どうやらシルバーラングールだった様なんですが、はっきりと体を確認できず。残念!(タビンで見られるグレーの毛皮のサルはホーズラングールだそうです。お気楽サラリーマンさんに教えてもらいましたー)

シルバーラングールホーズラングールを見失ってしまったのでぼちぼち田仲さんの事務所に向って出発。途中、リパ川を渡る橋の上空でウォレスクマタカが2羽、上空を舞うのを見ました。

この朝、捕獲された鳥はズグロチャイロチャイロチメドリ、タンビムジチメドリ、ムナジロムジチメドリ、マレーミツユビゲラでした。

タンビムジチメドリ
足がすごくしっかりしてました。
タンビムジチメドリの頭


マレーミツユビゲラ(メス) 

オスは額が黄色

手をコンコンコンとつつかれて痛そうでした。

(私は鳥を扱えないのでつつかれることもありませんでした)


調査は一日中、網を張っていて定期的に巡回して鳥を回収します。その合い間に、前日、小鳥をたくさん目撃したリパ洞までの道に行ってみることにしました。

予想通り、いろいろと小鳥が道を横切ったり道端の花に来たりしてました。コベニサンショウクイやコノハドリ、ムナフコウライウグイスのメス、キゴシハナドリモドキやキムネハナドリモドキを見ることができました。


その後、昼食を食べるためロッジに向って歩いていると、リパ川を渡る橋の横の土手に50cmくらいのモニターが居るのを発見しました。「うわ、モニターだー!」と大喜びで川の中を歩いて駆け寄ろうとしたところ問題発生!
「ぎゃーっ! 水が入って来たー!!!」
なんと長靴に大量の水が流れ込んで来ました。前の晩に水が滲みた様な可愛いもんじゃありません。ガーガー水が入ってきます。後で調べたら色違いのゴムを貼り合わせた境が裂けてました。「まだまだボルネオ滞在は後があるのにー!」とまたまた襲ってきた災難を嘆きながら、仕方が無いので長靴をガボガボ言わせながらロッジに帰りました。
途中、草原でアオハウチワドリやシロハラクイナ、キンパラなどを観察しました。

アオハウチワドリ

草原でよく見かけました。


昼食を終え休憩しているとMCさんがやって来ました。前の日に壊れたフィルドスコープを分解するドライバーが欲しい、とお願いしてたのを「ネジ外したよ」と持ってきてくれたのです。「あー、ありがとうー」と受け取って中を開けてみたんですが、プリズムを固定するプラスチック部品がバッキリ折れてました。何やらちょいと風化してる様な有様で接着剤で付けてもダメかな、と思いながらも、「ま、しょうがない、タビンから街に出た時に接着剤を買おう、ついでにボールペンと長靴も・・・」、本当にまったく、なんでこんなについてないんでしょうねー?

その後、再び田仲さんの事務所に向いました。調査ではハイガオカンムリヒヨドリが1羽かかった以外は何もかからず。あまりの暇さに事務所周りで鳥見をする事にして、事務所裏の電線でコシラヒゲカンムリアマツバメを観察したり、他の鳥を観察したり、夕方には再び九官鳥を観察したりしました。その後は日が暮れてからロッジに戻り、夕食をとりました。

さて、この日は最後のナイトドライブです。21時頃に出発ということで食堂でそれまでおしゃべりをしておりました。その時、ふと屋根の庇の下の垂木にホースフィールドトビヤモリが1頭くっついているのに気が付きました。下に柵の手すりがあるのでそこに登れば手が届く高さです。しかも、垂木の裏側からアプローチすれば、警戒心が強い奴にも気が付かれる事無くゲットできそうです。ということでさっそくチャレンジ。見事ゲットしました。「やったー!」とか言いながらいそいそとテーブルに戻って大撮影大会。上田さんに「持っといて」とか言いながら、裏も表も余すところなく散々に写真を撮りまくりました。終わって解放した時にはホースフィールドトビヤモリは放心状態。ちょいと気の毒でした。

ホースフィールドトビヤモリ  かわいい! 腹や手足、腕や足自体にも皮膜有り。


しっぽのこれも空気抵抗を生み出す役に立ってるんでしょうか? ちょっと放心状態


そうこうしてる内に車の準備ができたのでナイトドライブに出発。この日は一か八か、トマンゴン道路の方に向かうことにしました。しかし、あいにくガスって視界が利きません。それでも延々とかなり遠くまで走ったのですが、成果はあまりありませんでした。
道路を走っていて、2回ほどジャワオオコウモリが1頭ずつ、ゆったりと上空を飛んでいくのを見ました。翼を開くと1mくらいあり、とてもでかいです。あとは林縁の道のすぐ傍の木の上で、カンムリワシが寝ているのを5,6回見つけました。

結局だめだったねー、と引き返していると何やら空がやばい! 「うわー、早く帰んないとー」と帰りを急いだんですが、とうとうものすごく大きい雨粒が落ち始めました。ビデオを守りつつひたすら帰りつくのを待っていたら、ロッジ手前の橋まで帰ったところでウオミミズクベンガルヤマネコに出くわしました。が、すぐにどこかに行ってしまいました。
ロッジに帰り着いた頃には、びしょ濡れになってしまってました。この日も結局、その後は大雨になってしまいました。

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