| katak家のセミ事情 (2005年) 2005/7/31(土) 観察 | |||||||||||||||||||
| katak家は広島県広島市の沿岸部にあります。 子供の頃、家の周りで見かけるのはアブラゼミばかりでクマゼミなんて見かけなかったと思います。居れば、あれは羽が透明で一見キレイなので、きっと網で捕まえていたと思います。 それがどうでしょう。今ではもうクマゼミの「シンシンシンシンシンシン・・・・・・」という声がうるさいうるさい。明らかにアブラゼミより数が多くなっているような気がします。まあ、クマゼミは声がでかいので、そのせいもあるとは思いますが。 ということで、実際、家の周りでは数の比はどうなってんの?というのを検証してみました。 方法は、庭を一通り見てセミの抜け殻を集め同定する、というものです。 まずセミの紹介 (写真をクリックすると大きい画像が見られます。)
アブラゼミは警戒心が強く、近づくとすぐに飛んで行ってしまいます。クマゼミは鈍くて、手づかみできます。 庭ではモミジ、キンモクセイの大きい木の幹や枝に好んでとまっています。成虫はアブラゼミ2に対してクマゼミ5とか、とにかくクマゼミの方が多いです。 それでは抜け殻を集めてみましょう。katak家の庭では2種類の抜け殻しか見つかりませんでした。
アブラゼミの抜け殻はきれいですが、クマゼミの抜け殻は結構泥だらけです。 クマゼミの方が大きくて色が黒っぽいのですぐわかります。 さて、抜け殻を集めて同定してみました。
ということで、結果発表〜〜!
各場所ではいずれもクマゼミが多かったんですが、特にどちらかしか見つからない場所というのはありませんでした。似たような環境を好むようです。ということは競合するのだろうか? いずれクマゼミがアブラゼミを駆逐することはないのだろうか? うーん、毎年、一回くらいはこういう観察をしてみたらいいかもしれませんね。覚えておこう。 近年、クマゼミの分布は広がっているようで、だんだん北進しているようです。今回の観察から、分布を広げるだけでなく、その数を増やしているのではないかと思われました。このことは、最近、広島市の市街地でも家の周りでもクマゼミの声や姿が多い、ということからもうかがえます。やっぱこれって気候がどんどん温暖化してる証拠じゃないかと思うんですけど、どうでしょうかねー。データが少ないし、バリバリの予断なんでなんともいえませんが。 参考サイト ○セミの抜け殻の検索表 自由研究特集(ムシテックワールド) ○セミの分布について 身近な生きもの調査(環境省生物多様性センター) ○セミ全般についての情報 セミの家 (Yahooででも検索して行ってください)
|
|
|