カタカタ ボックス

私が観察した日本のトカゲを紹介しています。
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ニホンカナヘビ
カナヘビ科 (Lacertidae) 
ニホンカナヘビ
Takydromus tachydromoides
Japanese grass lizard

体長:18〜25cm

野山で一番よく目にするトカゲです。日中の日なたでよく日光浴しています。道端の草地、登山道や空き地など開けた場所の傍の茂みなど、乾燥した場所に居ます。地上から腰高くらいまでが行動域かなと思います。昼行性で、夜は草の上で右下の写真のような感じで寝てます。



繁殖期は4月から6月くらいまで。交尾の時にオスがメスの腹に食いつくので、交尾を終えたメスの腹には噛み痕がバッチリ残ります。交尾経験の回数だけ、噛み痕が残るものと思われます。

こんな姿勢はかえってやりにくいんじゃないかと余計なことを考えてしまいますね。これは携帯電話のカメラで撮りました。「何でカメラを持ってないんじゃー!」とムチャクチャくやしかったです。 こんな感じで腹に噛み痕が残ります。このメスは卵を持ってます。この日の夕方に8個の卵を産みました。
腹に痕が無いのが処女、とか教えてもらいましたが、オスとどう見分ければよいのか、私は知りません。


「広島県の両性・爬虫類」では年に3〜4回、1回に2〜6個の卵を草の根元などに産むと書いてあります。右上の写真のメスは8個の卵を産み、7個が無事に孵りました。子供をしばらく家で養育してみましたが、人馴れしてすごく可愛かったです。飼いやすいトカゲだと思います。

卵は長径が1.3cmくらい。乾燥しないようにコケの上に置いて、上にもちょっと被せて孵化を待ちました。8個あったのになぜ、6個しか写っていないのか、よく覚えてません。ちなみに爬虫類の卵は産んでしばらくしたら天地を動かしてはいけません。転卵が必要な鳥の卵とはそこが違います。 孵化直後。全長約6cm。結構長かったです。まあほとんどしっぽですけど。
孵化後の卵。へにょっとなっちゃってます。

1998年5月20日 産卵(8個)   途中1個はダメになってました。
1998年7月 4日 3個孵化
1998年7月 5日 4個孵化 

卵を置いておく場所の温度にもよるのでしょうが、こんな感じでした。50日弱ですね。家の中に置いてました。なお、家に連れて帰った生きものは必ず元の場所に連れて行って放しましょう。安易に自然があるからとそこらに放してはいけません。自分で長距離を移動できない生きものは、地域によって遺伝的に特異性を示すことが多いので、そういった遺伝的特質を損なわないようにするために必要なことです。
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