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2004.11.24(水)
横浜出張の代休で休みになったので鎌倉に行った。快晴、17度くらい。
計画はJR北鎌倉駅で下車し、鎌倉街道沿いの寺を鎌倉駅まで見て歩き、鎌倉駅でレンタサイクルを借りて、海岸に出た後、稲村ケ崎まで行って、帰りに大仏を見て帰るというものである。

9:45に北鎌倉に到着。コインロッカーに荷物を入れた後、まず、ガイドブックでチェックしておいた松花堂であがり羊羹を2本買う。それから円覚寺。大きな杉の木が鬱蒼と生えていていい感じである。黄梅院の庭がこじんまりしててよかった。さりげなく色の付いた花や実がある。はでな植木はなく、素朴で目線の低い庭で居心地が良かった。植物はよくわからないが、ムラサキシキブの実やヒヨドリバナの花、マンリョウに良く似た赤い実の小木などがあった。敷地が鎌倉の山にそのまま続いてるようで、いい感じだった。ちょいと弁天堂の鐘楼まで登ったが、全体的に山がいい感じに水気を持っていて、土も柔らかそうでよかった。ここらの山では冬虫夏草(参考「冬虫夏草を探しに行こう」盛口満著[amazon])が見つけられると志保ちゃん(仮名)に聞いたが、そんな感じである。境内に小さな流れがあったが、岩をえぐるように水が流れていた。ここではエナガ、メジロ、ヒヨドリ、シジュウカラ、トビ、ハシブトカラスを確認した。私は神社仏閣の社寺彫刻などに彫られている想像上の生きものを見るのが好きである。ということで、いろいろ写真を撮りました。

方丈のだったかな? 木鼻 方丈だったかな? どこだったか忘れた
どこだったか忘れた 弁天堂 龍 弁天堂 獅子

円覚寺を出て、このまま一日羊羹を持ち歩くのもバカらしいなと思い、店に引き返して15時まで預かってくれるようお願いして身軽になり、再度出発した。次は、縁切り寺の東慶寺。ここも目線の低い庭で、この季節なのに、あちこちに色のある庭だった。リンドウの花があった。十月桜という花の小さな、ちょっと八重っぽい、可愛い桜が咲いていた。春や秋はさぞかし目に楽しい庭なんだろうが、人の多さを考えると、来るのは御免である。庭では植木もだが空気(雰囲気)を楽しみたいのに、多分、相当な人出で無理だと思われるからである。敷地の奥には墓所があり、そのまま山に続いていて、やっぱりいい感じだった。ここでタイワンリス登場。「カカカ、グルグルグル」とやかましい。こいつはこの後もあちこちの庭で見かけた。帰化動物がこんなにのさばってちゃいかんだろう、まったく。確かこの辺にはアライグマもいたっけか? あーあ。お墓には割りと華やかな花が供えてあって、辛気臭くなくてよかった。

お次は浄智寺。門を入ると、「キョッキョッキョッキョ・・・」とアカゲラのような声がずっと聞こえていたが、何か確認できなかった。リスだったりして。もちろん「グルグルグル」と騒いでいるタイワンリスも居た。敷地内に天然記念物とかいう大きなコウヤマキがあった。岩をくり貫いて墓を作ったりお堂代わりにしてたりしてあって、おもしろかった。浅い穴なので、コウモリは入らないんだろうな、残念。

次はアジサイで有名な明月院。台風被害で枯山水庭園と瓶の井は見られなかった。本堂の一室の庭側の壁が丸窓のようになっていて、そこから丸く切り取られた庭を見られるようになっていた。なかなかおもしろかったし、きれいだった。孟宗竹の林の中に素焼きの巣箱みたいなものがあった。何だろう?北条時頼の墓の近くの堂に鬼瓦が使ってあった。

本堂の屋根の上 天女か? 同左 でかい香炉の足
北条時頼の墓の横の廟 木鼻 象、いや獏か? 巣箱?

また、鎌倉街道に出て、坂道をおっとり歩いてるおばさん達を追い越しまくって進む。途中、和菓子屋(三日月堂)があったので、ゆず饅頭を買って食べた。可もなく不可もなく、な味。ちなみに今のところのマイベスト和菓子屋は島根県松江市の彩雲堂である。上品な餡が秀逸である(私にとってはね)。

今度は、建長寺に入った。ここは禅寺。飾り気のない、実直な感じの建物ばかりだった。おおきな三門は上の階に上がれる階段が付いていた。羅生門とかってこんな感じだった? 建築について全然知らないのだが、どの建物も明らかに今までの寺と意匠が違っている。なんとなく直線的で簡素でいい。仏殿の仏像の左右にある飾りに翼のある天女が彫ってあって、おもしろかった。いつ頃の作なんだろう?神社仏閣の飾りによく彫ってある想像上の生きものだが、何を彫るかはどういう基準で決めているのだろう?案外、職人の趣味だったりして。興味深いがこういうのに関する資料はあまり無いのが残念である。自分で調べるのは面倒くさいなー。誰か調べてくれないかなー?「社寺彫刻―立川流の建築装飾」は楽しいけどメチャクチャ高価だし、記述はあまりない。

仏殿だったかなー 屋根の上 仏殿か法堂の香炉のてっぺん 香炉の足
香炉 鳥の透かしが入ってた 仏殿の欄間 天女かな? 同左拡大 翼のある天女

そろそろ寺に飽きてきたが、向かいにある円応寺には運慶作と言われる閻魔大王像があるというので一応見に行く。地元のガイドさんがしゃべってるのを横で聞き流す。火事にあっても持ち出せるように頭がはずれるので、頭だけ運慶作かもしれん、みたいなことを言っていた。垂れ幕の色など、なんとなく道教くさい寺であった。

急な坂道をくだっていくと鶴岡八幡宮に着いた。本宮はリニューアルしたらしく、塗りが新しくてあまりありがた味がなかった。基本的なデザインの思想は日光東照宮と同じようで、色鮮やかな動物の彫り物がたくさんあったが、色が新しいと下品な感じでなんだか興ざめ。トラや龍、そして何故か鬼、馬、山羊、猿を襲うタカなど、脈絡が全然わからない。八幡宮の「八」の字に目が付いていて、鳥っぽくしてあった。何の意図があるのだろうか?大銀杏は全然黄色くなっていなくて残念だった。若宮の方は彫り物が狛犬(あるいは獅子)で統一してあって、しかもいい感じで古ぼけていたのでよかった。舞殿の彫り物は裏がなぜかハト、表は蝶だった。周りにものすごくドバトがたくさん居た。森から大量のヒヨドリの声がしていた。国宝館は休館だった。池にマガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、カルガモ、コサギがいた。

本殿の門 本殿の門 蟇股 本殿の門
本殿の正面 何で猿と鷹? 本殿の門 若宮の木鼻
舞殿 裏 ハト 舞殿 正面 蝶

小町通りをさくさく通り抜けて鎌倉駅でレンタルサイクルを借りた。13:00くらいから。時間が無いので昼飯は抜くことにして、まず「大くに」の生麩まんじゅうを食べるために南に進路を取った。麩まんじゅうは麩が柔らかくて、餡は可もなく不可もなくな味であった。今のところのマイベスト生麩まんじゅうは京都の錦市場で食べた麩嘉の生麩まんじゅうである。あれは歯ごたえがあって、うまかった。店頭でまんじゅうと団子を食べた後、一気に南に下って海に出た。材木座海岸と由比ケ浜の境目あたりである。天気がよくて風もあまりなかったし、ウィンドサーフィンをやってるのも二人しかいなかったので、普通の海岸といった印象である。由比ケ浜って静御前の赤子が殺されたとこだったよな? 浜の砂は広島よりちょっと黒っぽかった。何か変なものが打ち上げられてないかなと探したが、昆布の茎?ばかりだった。ハシブトガラスがやたらとたむろってたし、トビも結構上空にいた。そのまま海岸沿いに稲村ケ崎に向かった。海沿いの歩道は広くて走りやすかった。途中、消波ブロック? でウとウミネコを見た。遠いかと思ったら、稲村ケ崎にはすぐ着いた。大した坂道でもなく、行程は予想よりも簡単だった。稲村ケ崎は岩場になってたので、波に気をつけながら潮溜まりをのぞいたが、大したものはいなかった。ここでは砂が黒かった。手にとって見ると、石英のようなガラスっぽい粒がたくさん含まれていた。あと、岩にあぶくのような丸い穴のえぐれがたくさんあった。土手に生えている花を掘ってるおっさんがいて、食べるのかと聞いたら、乾燥に強いので持ってかえって飾ると言っていた。見たいときにここに見にくればいいのにねー。遊歩道があったので上に登ってみたら、柵がしてあって海がのぞきこめないようになってた。さくっと乗り越えて下をのぞくと、水が澄んでいてきれいだった。海が凪いでたので、迫力ゼロだな。夕日がきれいらしいが、そんな時間まではいられない。引き返すことにした。

由比ケ浜から稲村ケ崎を臨む 稲村ケ崎の岩 稲村ケ崎先端から

一応、鎌倉に来たからには大仏を見ておくかということで高徳院に寄る。大仏はよくもまあ、こんなでかいのを作ったねー、という感じだった。背中を見ると明り取りの窓が開いていて中は空洞だということがわかった。ちょっと巨大ロボットめいていてグッドである。20円払えば胎内に入れてくれるということだったので、入ってみた。でかい型を作って、そこに青銅を流し込んだだけだと思っていたんだが、何個かパーツを作った後、組み立てたらしかった。おもしろかった。

大仏背中の明り取り 内部 穴は頭の取付け部 青銅の灯篭の飾り

15時には帰途に就く予定だったので、由比ケ浜大通りをじゃかじゃか帰ってたら、「生麩」のノボリを発見。急ブレーキ&ユーターンして、店の人にまんじゅうあるかと聞いてみたが、売り切れちゃいましたとのこと。しょうがないので単なる生麩を買った。田楽にでもして食べよう。
鎌倉駅には15時過ぎに着き、レンタルサイクル2時間分の料金750円を払った。安いし、自由に動けるので、これはなかなかよかった。江ノ電に乗ってみようかとも思ったんだが、旅の目的は鎌倉のあれこれの位置関係と距離感を実際に体感することだったので、やっぱこっちで正解だった。鎌倉の自然がどんな感じかも少しはわかったし、満足である。JRで北鎌倉に帰り、羊羹を受け取った後、再びJRに乗り、新横浜まで出てのぞみに乗った。その前に、新幹線ホームで腹が空いたのでたぬきうどんを食べた。シュウマイ弁当もあったが、汁の黒いうどんの写真を見て、これはぜひ食べておかねばということでチャレンジしたのである(広島は色が薄いし、味も濃くない)。味は濃いがくさすほどのもんでもないなーと思った。ただし、カップラーメンの汁まで飲むような味覚の持ち主なので、あまり信用しないほうがいいと思う。
ざっと、こんな感じの一日だった。家に帰ってからあがり羊羹を食ったが、水羊羹と外郎を足して二で割ったような食感とあっさりした甘味で美味しかった。生麩は面倒くさいので、醤油を付けてフライパンで焼いて食べたが、むちむち歯ごたえがあって美味かった。

名所へのリンクは「鎌倉ぶらぶら」さんのページです。私が作ったわけではありません。

2004.11.13(土)
寒いよー。と言っても、多分、そんなに寒いわけではないはずなんだが、いい天気の割に寒い。室温17度だった。Yahooニュースに東京に木枯らし1号が吹いたとあった。なんじゃそりゃ!初めて聞いたが、いろいろあるもんである。

2004.11.11(木)
雨降り。暖かい。21時ごろ家に帰ったら、外壁に小さなヤモリがまた居た。今度は2匹。高いところにいるので、どうしようもない。見てたら気配を感じたのか隠れてしまった。裏の田んぼではアマガエルが鳴いている。かなり暖かい。

2004.11.10(水)
日中は晴れ、夜は雨降り前でだいぶん暖かかった。25度くらい。家の外壁に今年生まれらしい小さなヤモリを見つけた。体温が上がらないせいか、背中をつついても逃げない。よっしゃ写真を撮ってやると家の中に入り戻ったらいなかった。だまされた。

2004.11.6(日)
快晴。たぶん22度とか23度あった。家の中と家の周りで、蛾を3頭見た。冬眠場所を探していろいろもぐりこんでいるものと思われた。そういえば、今年はカメムシを見ないなー。いつもの年なら、洗濯物に着いてたりするんだが。今年の気象は彼らには凶と出たらしい。

2004.11.4(木)
また、古川(広島市安佐南区:山陽自動車道広島I.C.横)。快晴。朝9:30で20度、11:00過ぎに22.5度。ヒドリガモ、コガモ、マガモと数が増えてた。まだまだ換羽が終わってないオスがいる。なんか首に白い輪があるコガモがいた。なんだ? マガモとの混血だろうか? 顔に緑色が入ったヒドリガモのオスがいた。ジョウビタキのオスがうろうろしていたが、映像は撮れなかった。天気がよかったせいか、シマヘビを2頭見た。日光浴中で、とぐろを巻いていた奴はまだ体温が上がってなくて動きがにぶそうだった。掴んでやろうかと思ったが、そういう大人げのない事はやめておいた。

コガモ(首に白い輪) シマヘビ ヒドリガモ オス
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