カタカタ ボックス

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2005.4.29(金)
芸北町に行って来ました。私の両生類の観察はこの県北の町がメインです。ざっとこの日の観察の成果です。
両生類
○ヒキガエルのオタマジャクシ
4月初旬に産卵されたものと思われました。連日雨が降らないので、小さな湿地が干上がりかけていてピンチになってました。一部、水のあるところに移しました。

○カスミサンショウウオの成体オスと発生の進んだ卵多数
あちこちの山際の湿地や林内の細流中で卵塊を確認しました。やはり4月初旬に産卵されたものと思われました。確認したオスは卵塊の近くに居ました。もう産卵期は過ぎているので、単にのんびりしたオスなのかもしれません。

カスミサンショウウオの卵。

2つのバナナの様な房の中に、胚が1つずつ入った液胞が並んでいます。
この卵は水面近くに露出していたので、発生がかなり進んでいました。
だいたい、1つの房の中に15から25個の胚が入ってます。

○ヤマアカガエルの卵塊多数とオタマジャクシ
あちこちの湿地や水溜りにたくさんの卵塊がありました。まだ胚の発生が進んでいないものから、孵化したものまで段階はいろいろです。オタマジャクシもいろんなサイズが居ました。

ヤマアカガエル卵塊 ヤマアカガエルオタマ

○暗くなるまで待って、ヤマアカガエルの鳴き声を録音しました。他にトノサマガエル、アマガエル、シュレーゲルアオガエルが鳴いていました。

ヤマアカガエルの鳴き声 f_yamaaka.wma (146KB)

○森の中でヤマアカガエル、ニホンアカガエル、タゴガエル、アマガエルを確認しました。

その他
○湿地を流れる幅1m強の川でカワモズクを確認しました。今回初めて教えてもらって存在を知りました。川中の石に生えているのをむしって食べてみたら、もずくそのものでした。県北の方ではこれを酢醤油などで食べる習慣があるそうです。双眼鏡を逆さまにしてビデオカメラに押し付け、ルーペ代わりにして撮影してみました。結構、ちゃんと撮れました。

カワモズク

きれいな水の中に生えるらしいですが、水中に栄養分がある程度無いと生えないそうです。
つまり全くの清流では生育は無理みたいです。

カワモズク (3cmくらいの塊)

同じ川でも流れの速い部分では2cmから3cmくらいと、塊が小さかったです。
少しむしって拡大してみました。

8*20の双眼鏡とハンディカムを使って撮ったんですが、結構うまくいきました。

○あちこちでタムシバの白い花がたくさん咲いてました。
○森の中でカケスの羽根を拾いました。ラッキー!

タムシバの白い花
(これはコブシだったかもしれない・・・)
カケスの羽根。きれいです。

○湿地で食痕のあるヒメザゼンソウを確認しました。春先のツキノワグマの食料です。

← ヒメザゼンソウ
わかりにくいですが、食べられた後でまた葉が育っているものです。

○20時過ぎに車で走っていると、テンが道を横切るのを見ました。これもラッキー。

2005.4.24(日)
無謀にもとうとう「日本で生きもの観察」のページに着手してしまいました。というのも各種カエルの動きが活発になって来てしまったので、もうムラムラと紹介ページが作りたくなってしまったのです。おかげで写真を引っ張り出してスキャンしまくっていたので、完徹です。まあ、さっき昼寝しましたけど。
ということで、ますますボルネオ旅行記が滞るような気がします。ごめんなさい。どうも旅行記より、こちゃこちゃとこういう生きものの紹介ページを作るのが楽しいみたいです。というか、旅行記はメモや写真の整理が全然できていないので、それを調べながらやってると、作業がすごい面倒くさいので、それで滞ってるんです。帰ってきてすぐに整理してればこんなことにはならないのにねー。性格ですから、もうしょうがないです。1年計画くらいの長い目でサイトができあがるのを待ってやってくださると嬉しいです。しかし、またきっと旅行にでかけて整理しなきゃならないことが溜まるので、いつまで経っても終わらないかもしれません。うーん・・・。

2005.4.21(木)
00:50です。日が替わってしまったので昨日の話ですが、広島は午前中に結構な雨が降ったので、これはいいかもと思い、家に帰ってから田んぼに繰り出しました。ちょっと気温が低かったし、昼からは晴れたので乾燥したためか、カエルはあまり活発ではありませんでした。シュレーゲルアオガエルの声が十数頭、遠くでアマガエルがちらほら鳴いてるといった程度でした。ヌマガエルを1頭見かけました。イモリはたくさんいましたが、これは私には守備範囲外なので素通りです。

とりあえず、シュレーゲルを探し、ペアを1組見つけました。しかし、雨が降っていないので、鳴いているオスは声はすれども姿はさっぱり見つけられません。田んぼの石組みや草の中、土の中などに上手に隠れているので、見つけるのがとても難しいです。雨が降っていれば、外まで出てきてるんですけどね。

それでは、ペアの写真ほか、以前に撮影した写真をUPします。ペアは多分、産卵前だと思います。オスが結構小さくて、ノミの夫婦って感じですね。これからメスが卵を産みつけるのに丁度良い場所を探して移動すると思われます。卵は土の中にお尻から後ろ向きに潜り込むような感じで産み付けるので、これまた見つけるのは容易ではありません。田んぼの代掻きが行われるとプカプカ浮いて出たりするのですが、現在私が観察を行っている田んぼは、持ち主がやる気があまりなくて水を入れる時期が完全にシュレーゲルの繁殖期からずれているので、現時点で産み付けられた卵は乾燥してだめになってしまう確率が高いです。ただでさえ田んぼが減って宅地になったりしてるのに、繁殖期と田んぼの水入れの時期がずれてしまっているので、シュレーゲルの種の存続も町内ではかなり危ないかもしれません。ま、うまく干上がらなければ、後日、オタマジャクシをレスキューしようとは思っています。焼け石に水ですけどね。

シュレーゲルアオガエルペア
2005/4/20撮影
シュレーゲル(オス)
シュレーゲル卵塊
(握りこぶしより少し小さいくらい)
オタマジャクシが孵化直前に分泌する物質で泡が溶け、オタマが出てきます。この時、近くに水がないとアウトです。

ついでに、昨日録音したシュレーゲルアオガエルの鳴き声をUPします。音声ファイルを加工する時に、取り込んだ声なのか、窓の外の鳴き声なのかわからなくなってしまうくらい外がうるさいので、イヤホンをして作業しました。普段は慣れているので、全然気になりません。

シュレーゲルアオガエルの鳴き声  f_schlegelli.wma (163KB)

2005.4.20(水)
一昨日のコガネゲラ (GREATER FLAMEBACK)の声なんですが、いかにセミそっくりなのか聞いてもらおうと、音声ファイルをUPしました。最初、ヒグラシみたいだなと思い、まさかキツツキだとは思いませんでした。でかいファイルですが、興味があったら聞いてみてください。動き回ってしょっちゅう位置が変わっているので、声も移動してます。一昨日の写真のオスとメスのペアの声です。

コガネゲラの声  greater_flameback.wma (308KB)

さて、やっとこ2004年ボルネオ編の旅行記の4日目をUPしたわけなんですが、だらだら長い文章を書いていて私は疲れたし、読む人も長すぎて読む気が失せるような気がします。以後はもうちっと簡潔にまとめるよう心がけてみます。

2005.4.19(火)
「骨の学校3 (盛口満)」が出ました。わーい!

盛口満さんの本が好きです。人間、興味がないものは本当に目に入らないですよね。盛口さんの本を読むと、盛口さんの目を借りて、たくさんのものが見えるようになります。彼の絵を見ながら、生きものや植物の不思議でおもしろいいろいろを楽しむことで、私にも見えるものが増えて行くのがまた楽しいです。
「僕らが死体を拾うわけ」からのお付き合いですが、盛口さんのファンになったおかげで、自宅には怪しい拾いものがいっぱいです。今回の骨の学校は「魚」がテーマのようですが、これを読み終わったら、また怪しいものが部屋に増えるかもしれない・・・。彼の本はとにかくおもしろいので、読んだことのない方はぜひ、お試しあれ。

骨の学校 3
骨の学校 3
posted with 簡単リンクくん at 2005. 4.19
盛口 満 / 盛口 満著
木魂社 (2005.4)
通常1〜3週間以内に発送します。

僕らが死体を拾うわけ
盛口 満
どうぶつ社 (1997.6)
通常2〜3日以内に発送します。


2005.4.18(月)
すいません、どうも乗らなくて更新が滞っております。ほんっとーに、もう更新予定などここには書くまい。
とりあえずお茶濁しにタイのキツツキなどご紹介します。

下の写真はコガネゲラ(GREATER FLAMEBACK)です。全長29〜32cmと大きなキツツキです。だいたいペアで行動してます。金属的な「キキキキキキキ、キキキキキキキ」というセミの声に似た鳴き声で始終鳴きながら、せわしなく餌を探して小刻みに木から木へと移動します。同じ場所に10分くらい居て餌を探しては、ダーッと一気に飛んで他の場所に行ってしまいます。騒がしいので、居ればすぐにわかります。声がわかるように動画をUPしてみました。オスの冠羽は赤がとてもキレイです。鳴き方はオスもメスも同じです。

コガネゲラ (オス) コガネゲラ (メス)

動画  flameback.wmv (443KB)

2005.4.9(土)
今日は暖かくて一日、良い天気でした。しかーし、花粉が怖いので窓は開けられません。窓は木曜日の夜中、雨が上がってから開けたっきりです。ゴールデンウィーク明けまで飛散は続くようなので、まだまだ先が長いです。うんざり。

今日の午前中は家の裏山にサシバが一羽飛んで来ました。しばらく「ピックイー」の鳴き声が聞こえていたのですが、多分、通過中の個体だと思います。毎年、春と秋に一時的に声を聞くことはできますが、繁殖はしていないようです。サシバの画像を見たい方は上のGoogle検索バーでイメージを見に行ってください。

旅行記ですが、もうしばらくお待ちください。明日には一部、更新したいと思います。

2005.4.7(木)
23:55です。暖かいです。広島気象台によると23:00の気温は16.2度でした。なんで自分の家の周りの気温を書かないかというと、外に出て測るのが面倒だからです、すいません。

家の裏の田んぼでは、とうとうシュレーゲルアオガエルとアマガエルが鳴き始めました。土日に雨が降ればいいなー。そうしたら、暗くなってから傘、長靴、懐中電灯、カメラという格好で撮影に出かけるので。家の裏なので非常に楽なんですが、ひとつ問題があって、ご近所さんに不審者として通報されるんじゃないかと毎年、冷や冷やしております。聞いてくれれば何やってるか答えるのに、だいたい皆聞いてくれません。以前、コウモリの調査で、一人である建物のそばでバットディテクター(コウモリの超音波を可聴域に下げて聞く機械)を持ってコウモリのカウントをしてたことがあるんですが、後でその建物の事務所の人から「変な男が変な機械を持ってなんか電波を発信していると事務所に電話があったよ」と言われたことがあります。「何してるんですか?」って聞いてくれればいいのにー、つーか、「変な男」って何だよ。夏だからTシャツを着ていたのに、どこに目をつけてんだ?見るからに人畜無害な外見をしているんだから、聞いてくれればいいのにと思います。しかし夜だから気持ち悪いのは確かかもしれない。まあ、もし警察に通報されても女だから言い訳はしやすいなーと、その点はちょっと気が楽です。男の人はその点、弁明が下手だと任意同行を求められそうですね。街中で生きもの観察するのは、なかなかやりにくいです。

2005.4.5(火)
2:00ですよ。やっとこタビンのフィールド案内をUPしました。いやー、腰が重くてなかなか取り掛からなかったので、こんなにかかってしまいました。もう疲れたので、リンクの確認とかは明日にします。これでボルネオ旅行記のタビン編に取り掛かることができます。それが終わったら、今度はキナバル山の地図を作らないといけないなー。春になっちゃったし、やらないといけないことは山積みです。まあ、気長に待ってやってください。

2005.4.4(月)
やっと体調が元に戻りました。喘息状態になっていたので、結構しんどかったです。2週間も使い物になりませんでした。やれやれです。ぼちぼち作業を再開します。

ところで、今日は通勤途中で電線にツバメが1羽止まっているのを見ました。初ツバメです。まあ、もっと早いうちに来ていたのかもしれませんが、私は初認です。春になっちゃいましたねー。うかうかしてるとどんどん時間が過ぎてしまいます。
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