カタカタ ボックス

5月の雑記へ 2005年 6月の雑記 7月の雑記へ
2005.6.29(水)
いやー、6月が行ってしまいますねー(乾いた笑い)。もう何も言わんとこ。

暑いですね。今日は日中に30分くらい雨が降りました。でも足りない。湿度はあるし、雨雲も欠片程度には見られるのですが、どうも降ってきません。不快指数ばかりが高い。雨が降らないとカエルも私もつまらないなー。テンション上がらないのもそのせいかもしれません。ということで、過去の貯金でお茶を濁そう。

TOP写真をミナミヤモリにしました。1997年に西表島に行った時に撮った写真です。初西表で2回目はまだです。また行きたいなー。あのころはまだ、フィールドでの動き方がよくわからなくて、とにかく一人でうろうろしてました。でも怖いので夜間、山には入れず、道路沿いや田んぼをうろうろしてました。泊まっていたのは島の西側の祖内。海岸がちょっと小高い岩場になっていて、そこに向かって歩くと林の中を通るようになるのですが、ミナミヤモリがアスファルトやコンクリートにうじゃうじゃ居ました。もちろん夜です。バシャバシャと写真を撮っていると何やら圧迫感のある空気が・・・、やっぱ毒蛇は独特の空気をまとってるような気がします。だって居ると何かわかっちゃうんですよ。まあサキシマハブなんてハブに比べれば可愛いもんなので・・・、と言いながら遠巻きに写真を撮りました。棒でつついてみようかなどと思ったのですが、やはり火遊びはやめておくことにして、あっさりとお別れしましたとさ。

ということで、サキシマハブさんでございます。

そんなに大きくなかったです。まあマムシよりはでかいですが・・・。

これは路上ですが、田んぼの畦にもしっかり居ました。カエル狙いかな?


2005.6.27(月)
雨が全然降りません。これは渇水決定くさいです。今日も湿度が高く風は吹いていたけど、雨雲が全然来ない。どうなってしまうのでしょう。暑くて不快指数が高いのでやってられません。

夜にジョギングをしてるんですが、田んぼ、溝、側溝、川、ととにかくツチガエルの声ばかりが聞こえてきます。これはどういうことなんだろう。雨の気配がする時は、アマガエルが鳴いたりするんですけどね。ちょいと考えてみたいと思います。

2005.6.23(木)
鳥つながりのお友達のだてさんから素敵な「カマイルカ」の写真を見せていただき、あまりにもきれいで感動したので「ぜひともー!!」っとお願いしてお借りして来ました。写真を見て、「そうかー、カマイルカの「カマ」って本当に鎌みたいだ!」と納得。ぜひ、大きい写真をご覧になってくださいな。
だてさん、写真の掲載を快諾してくれてありがとうございます! 大感謝です。


銚子沖(千葉県)のカマイルカだそうです(2005.6.18撮影)。
オオミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、コアホウドリなども観察されたそうです。いいなー。

 銚子沖カマイルカ 大きい写真

2005.6.19(日)
どうもご無沙汰しております。更新が着々と遅延しております。
いや、最近どうもインドアオタク人格が肥大化しちゃって、フィールドへ出ようという気力が減退しております。やれやれ。来週末あたりから復活したいのですが、うーん・・・・・・。

さて、そういうわけで家で座り込んで本を読んでいたところ、何やらもぞもぞと足に感触がありました。虫?っと見てみると、大変キュートなハエトリグモの仲間でした。出かけないなら家で撮影大会するか、とカメラを持ち出し、追っかけまわして激写してみました。ネットで調べてみたところ、どうやらウデブトハエトリのオスだったようです。太い腕、お尻の白線、黒い体でオスは腕が長いようです。体の大きさは3mmくらいのとても小さなクモでした。

写真をクリックすると大きくなります

参考サイトハエトリグモ科 ウデブトハエトリ(Harmochirus insulanus 
           (”「私の蜘蛛写真集」から”さん) 

2005.6.13(月)
昨日、高野さんに上げるために、またまた裏の田んぼにイモリを捕まえに行きました。田植えが終わって一週間、田んぼの中は大分落ち着いてます。水の動きもほとんどなく、オタマジャクシやイモリなどの水中の生きもの達はまったりと過ごしていました。そんな田んぼの中をライトで照らすと、何やらピョンピョン、ウニョウニョと活発に動いている糸状の生きものがいます。ボウフラかな?と思ったんですが、どうやらユスリカの幼虫(赤虫)のようでした。そういえば、水田が減って蚊が繁殖できる場所が減ったから日本脳炎が減ったんだとかいう話があったなーと思い出しました。ボウフラも居るかな、と思って探したんですが、見当たりませんでした。

ユスリカの幼虫?

なんか頭にフワフワが付いてたんですが、エラでしょうか? よくわかりません。

それで、日本脳炎関係で思い出したのが日本脳炎のワクチンの接種中止勧告の話です。厚生労働省はとりあえず現在の日本では日本脳炎のリスクは低いから、という説明をしてたんだけど、不親切だなーと思ったので私なりに整理してみました。

まず、日本脳炎は日本脳炎ウイルスによって起こる感染症です。人は日本脳炎ウイルスを持った蚊に刺され、蚊が持っていたウイルスを唾液と共に注入されることでウイルスに感染します。ウイルスを媒介するのは主にコガタアカイエカです。確かに水田が人家の周りから消えてしまった現在では、コガタアカイエカ自体が居なくなっていて、感染機会が非常に少ないという地域が多いと思います。でも、農村部などは現在でもコガタアカイエカが生息し、刺される機会は決して少なくないと思います。

もう一つ、ウイルスを媒介するのはコガタアカイエカですが、そもそも日本脳炎ウイルスは蚊のウイルスではありません。ではどうしてコガタアカイエカがウイルスを持っているのか。理由は血中にたくさんの日本脳炎ウイルスを持った動物を吸血したからです。ウイルスに感染すると血中にたくさんの日本脳炎ウイルスが出てくる動物を増幅動物と呼んでいるのですが、日本脳炎については豚が主にその役割を担っています。したがって、増幅動物からの吸血機会が無いコガタアカイエカは日本脳炎ウイルスを持っていないので媒介蚊にはならない、ということになります。このため、たとえば広島の市街地などの都市部ではコガタアカイエカ自体が少ない上に、蚊と増幅動物の接触機会が極めて少ない、ということで日本脳炎のリスクは極めて低いことになります。反対に、農村部で水田などでコガタアカイエカがたくさん発生し、なおかつ養豚場が近くにあったりするところでは、感染のリスクが高くなると考えられます。そういうところって、日本全国のあちこちにありますよね。つまり、リスクは低くなっているとはいえ、決して楽観視できる状況ではないと思うんですけどねー。だいたい国は毎年豚の血液を検査して、日本脳炎が相変わらず国内で活動していることを確認しています。そんな状況なのに、リスクが低くなったとか言ってたら、新しいワクチンの認可が下りても、接種を積極的に受けようって人が減るかもしれないじゃないですか。それって得策ではないなーと思うんですが、どうでしょうねー。なお、厚生労働省はワクチンを止めても大丈夫な理由の一つに患者の発生数が非常に少ないことを挙げていますが、少ないのはウイルスが居なくなったからではなく、みんなが積極的にワクチン接種を受けて免疫を付けているからです。ワクチン接種をしていても発症してしまうインフルエンザワクチンと違って、日本脳炎ワクチンってのはすごい実績を上げてきたワクチンであるということをもっと強調してもよかったのに、と思います。

なお、ウイルスの増幅動物としては他に馬、サギなどの鳥類、そしてたぶん豚の親戚であるイノシシなども該当すると思われるんですが、これらについての情報はよくわかりません。まあ、比率は少ないとはいえ、養豚場だけが危険因子ってことにはならないということは覚えておいてください。
それと、日本脳炎なんですが、何も日本に特有の病気ではありません。朝鮮半島から中国、東南アジア、南アジア、インドネシア、フィリピン、パプアニューギニア、オーストラリアなど広範囲に流行している病気で、その流行地域は拡大傾向にあります。つまり、これらの国を訪れることがあれば、当然感染する機会が有り得るということになります。海外旅行が盛んな昨今、受けなくてもいいよね、と途中でワクチン接種を止めちゃった子供が大きくなって海外に飛び出して行った時に免疫が不十分だったら、すごく気の毒な話になるなーと思います。

現在使っているワクチンにすごく低い確率ではあるが、重大な障害をもたらす恐れがあり、だからワクチン接種を中止する。それはそれでいいかもしれません。ただ、今後、新しいワクチンができた時の布石とするために、もうちっと広報に気を遣って慎重にするべきだったなーと思っております。
んで、実際問題現時点で受けるべきか受けないべきか、どっちがいいの?と聞かれたら。私は責任取りたくないから自分で判断してください、としか言えません。リスクが高いと判断すれば受けておいた方がいいし、今現在高くなさそうだと思ったら、新しいワクチンが出るのを待ってもいいかもしれません。ただ、必ずいずれは十分な抗体価を得られるようにワクチン接種を受けるべきなのは確実です。子供にワクチン接種を受けさせて、予防可能な病気に対する備えをしておくというのは親の義務だと思うので、慎重さは必要ですが、ワクチン不要論には行ってほしくないなーと思っております。

余談:厚生労働省の「Q&A」を見ていたら、北海道って日本脳炎の予防接種を公的に実施してないんですね。驚いた。北海道民の安全は北海道内だけで保証しとけばいいってことなんでしょうか? 本州やもっと南に旅行して運悪く感染ってことも有り得るわけですよ。発症率が低いとしても、ADEMを理由にワクチン接種を中止するくらいなら、リスクとしては無視できない確率なんじゃないかなーと思いますけどねー。

病原体、症状、予防などの詳しい情報については以下のサイトを参考にしてください。

日本脳炎ワクチン接種の積極的勧奨の差し控えについて(厚生労働省)

感染症別情報:日本脳炎厚生労働省検疫所
流行地域の地図が見られます

感染症の話:日本脳炎国立感染症研究所感染症情報センター

全国日本脳炎ウイルス抗体保有状況調査(国立感染症研究所感染症情報センター)

日本脳炎Q&A国立感染症研究所ウイルス第1部第2室

2005.6.11(土)
今日はちょいと町にお出かけして23時前に帰ってきました。自転車を車庫に入れようとすると、何か足元で光ってます。よく見ると、ヘイケボタルでした。ゲンジボタルより小柄で、光が弱いです。点滅はしていませんでした。わーい写真写真、とカメラを取りに家に入って出たら、いなくなってました。残念。
だいたい家の近辺で見かけるのは8月なんですが、調べたら6月から8月までと成虫の出現期間は長いようです。短い期間しか見かけないゲンジボタルとは違いますね。

参考:ヘイケボタルの生態と生息環境ホタル百科事典

2005.6.10(金)
今週は疲れました。日曜日にカジカガエルのオタマジャクシの撮影をしに出かけたいのですが、気力があるかなー。

またまた高野さん家のイモリ話。どうやらオス2頭が手に手を取り合ってかどうかは知りませんが、脱走した模様です。水槽を庭に置いていたので、探しようがありません。街中だし、オス同士なので繁殖の心配はありませんが、どこまで生き延びられるか。割と生命力強そうですが、水場なんてありませんしねー。脱走は水槽のフタに開いていたエアレーションポンプ用の穴からだそうです。テープで塞いであったのを押し上げて逃げたらしいです。結構手ごわいですね。今度から気をつけるからと言われるので、また何頭か差し上げる予定です。自分で飼育して観察する余裕がないので、観察してもらって報告してもらおうという魂胆です。

ということで、1頭だけ残ったお嬢様(推定)の話。だいたい毎日夕方頃に、写真のように水面のホテイアオイに上がっているそうです。超キュートです! 別に水中が居心地悪いとかでなく、そうしたいからそうしている模様。やっぱり自然でも結構上陸してるのかな? 昼間田んぼをうろつかないのでわかりませんが、秋・冬には見かけない、近辺にまともな水場がない家の周りでも春になるとわんさと出てくる、などから考えると、割と自由度の高い生きものなのかもしれません。
そういえば、芸北町の苅尾山では麓からかなり登った側溝のコケの中で、イモリの若い個体を捕まえたことがあります。繁殖は麓の田んぼや湿地でやってるはずなので、200や300mは移動してたと思います。かなり、行動的な生きものなのかな、とイモリに対する見方を改めました。おもしろいですね。

← クリックすると少し大きくなります。

かわいいなー。
高野さん(仮名)撮影


2005.6.5(日)
イモリ話続き。といってもちょっとだけです。
高野さんに頼まれて、女の子を探してゲットして差し上げたのですが(下の写真)、本日「2頭が逃げちゃったー」とメールが来ました。「なんしよんねー、ほんまにっ!」です。壁登るから気をつけてよって言ったのにー。「頑張って探してよ!」と返事を送りましたが、どうなることやら。それにしても、結構でかい新品同様のガラス水槽の壁を登るとは、なかなかすごい奴らです。イモリというのは始終水の中というイメージでしたが、ちゃんと観察すると実態は違うもんですねー。

← 多分女の子です。
なんか昨今、立つと価値が上がるらしいですなー(鼻で笑う)
生きものが人間みたいなことをすると喜ぶってのは、その生きものの本質を理解することの妨げとなるので、修正してほしいです。
理科教育ではそういうところを押さえておいてほしいですね。「タマちゃーん」なんぞと「どーぶつ」に呼びかける人間は、たとえ子供といえどもちょっとどうかと思います。現実はネズミランドでは無いし、だからこそおもしろいのにね。

ちょいと木曜日まで取り込むので、また潜行します。

2005.6.1(水)
またまたイモリ話。イモリをあげた高野さんの報告によると、水槽にホテイアオイを入れてやったら、それに登って休んでいる、とのことです。捕獲してしばらく観察してても思ったんだけど、結構、水の外に出るのを好んでやるのではないかと思います。ということで、飼育する時にはやはり陸地を作ってやった方がより居心地よくしてやれるのではないかと思います。あと、水槽の中に砂利を入れてやったら、石と砂利の間の砂利を自分で掘って、巣穴状態にして休んでるそうです。また、ガラス水槽の壁を器用に登るので、やっぱり蓋が必要だということです。いいなー、楽しそうだなー。私も飼っちゃおうかな。
とりあえず、あげた2匹はオスだったので、メスを調達する約束をしました。
オスとメスのしっぽの違いなど、また写真をUPしようと思います。

さて、下の写真は家のカベチョロ(ヤモリ)です。数日前までは卵が2個透けて見えていたのですが、どうやら産卵して出してしまったようです。前の写真を撮っておけばよかった。
家の周りはネコが居て、ヤモリの生息数とネコの生息数が反比例関係にあります。今のところ、これと去年生まれらしい小さい個体の2頭しか目撃してません。少ないなー。


昔、市民会館みたいのがやってる英会話教室に通ったことがあります。自分の好きなネタでスピーチをしろということだったので、「ヤモリにはへそがあるけどイモリには無いよ!」というのをやりました。爬虫類であるヤモリは有羊膜類なのでへその緒があるけど、両生類のイモリは無羊膜類なのでへそが無い、という内容です。好き放題しゃべりましたが、参加者は引いてました。だって、ヤモリとイモリの違いって何?とか言うんだもん。全然ちがうぞ! まあ「家守(やもり)」は爬虫類、「井守(いもり)」は水もので両生類とでも覚えておいたらどうでしょーねー。実際は目をこらしてヤモリの腹を見ても、痕跡はよくわかりません。ヘビだとウロコにわかりにくいけど痕があります。

参考:へそ Wikipedia

    かめのへその写真が見られるサイト(Debut

5月の雑記へ 2005年 6月の雑記 7月の雑記へ



雑記インデックスへ  TOPへ戻る