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■2007.7.8(日) あの田仲さんが、ボルネオ探鳥旅行のガイドをされるそうです!

あの田仲さんってどの田仲さん? こちらの田仲さんです↓↓↓

生きもの観察紀行(当サイト内)
2004年7月 ボルネオ島(タビン&キナバル山) 12日間 (やっとこ7日目まで掲載)


テーマ:タビンに田仲さん(青年海外協力隊員として現地に滞在して鳥の調査を行っている)を訪ねて、鳥の調査を見学したり、一緒にフィールドを回ったりしちゃおう! ついでにキナバル山に行って、どんなところか確認しつつ鳥見などを行おうではないか。もちろんカエルも探すぞ! (同好の士3人で行動)

すんません、完結させたいと思ってるんですよ、いやホント(笑)。3年前でっせ、いつになったら完結できるのか?というか、その後の旅行記も早くアップしたいんですけどねー、気長に待ってくださいませ。


えーと、本題はそこじゃありません。そう、田仲さんです。その後、無事に活動を終えられて日本に帰り、いろいろあって現在はジスコ・ボルネオ旅行社に入社され、この度、いよいよ、ボルネオ旅行のガイドとして始動されるそうです。いや、めでたいめでたい。せっかくボルネオで鳥類や哺乳類の調査をされた実績があるんですから、ボルネオから離れたらもったいないです。きっとこれまでの蓄積を活かしたおもしろい案内をしてくれるものと思います。ということで、ボルネオで鳥見をしてみたいけど、どんな感じかよくわからないし、自分でアレンジするのは面倒だなー、とか、ボルネオで生きもの観察してみたいけど、どんな感じ? と思われてるような方がいれば、一度、こういったツアーに参加してみたらいいかもしれませんよ。 

ボルネオでバードウォッチング(ジスコ・ボルネオ旅行社)

   プランの内容

・渡り鳥の越冬地を訪ねて@〜山野の鳥〜  11/22〜26、12/ 6〜10
・渡り鳥の越冬地を訪ねて@〜水辺の鳥〜  11/29〜12/3、12/13〜12/17
・サイチョウとオランウータン            10/11〜15

だいたい14万円弱ですね。私が行くなら水辺の鳥です。アプローチがしにくいのと、自分じゃほとんど判別できないから(笑)。ま、今年は無理なんですけどね。いずれは水辺の鳥もチャレンジしたいですね。


■2007.7.7(土) 狂犬病を発症したのに治癒した稀有な症例の詳細


2006年の11月に狂犬病についてコチャコチャ書いたんですが、その中で、「致死率100%なのにアメリカで1例だけ救命例があった話、などしてみたいと思います。」と書いてたんですが、そのまま放置しておりました。このたび、日本獣医学会のサイト内に掲載されている、山内一也東京大学名誉教授のコラムにその詳細な報告の解説が載ったので紹介しときます。


連続講座 人獣共通感染症「狂犬病を発病した患者の最初の回復例」(2007/4/7)


この症例は2004年にアメリカでコウモリに咬まれた女の子が狂犬病を発症したのにもかかわらず、主治医の画期的な治療法により、ワク チンを使用せずに治癒したというものすごく稀有で興味深い例です。

狂犬病は発症する前ならワクチン接種により救命が可能ですが、発症してしまえばまず助からない病気です。どうやって救命したのか?
ポイントは以下のくだりです。

ほぼ30年間、狂犬病専門家が疑問を抱いてきた謎です。狂犬病で死亡した患者の脳には見たところなにも異常がないことです。もうひとつは、ICUで数週間生きながらえたのちに死亡した人では、もはやウイルスは見つからないという点です。ウイロビーは、免疫系はウイルスを排除できるのだが、排除が起こるのは患者の命を救うには遅すぎると考えたのです。

狂犬病ウイルスはたしかに脳を乗っ取って人を死亡させるが、脳の組織自体に直接、傷害は与えていない。もしも、長い間意識を失った状態を保てるよう慎重に薬を使って、機能異常になった脳の働きを抑えることができれば、脳の大混乱を抑制して、患者の免疫系が追いつくまで生かすことができるのではないか、と考えたのです。


こうした観点から、主治医は患者を狂犬病ウイルスの増殖を阻害するという報告のある麻酔薬ケタミンで麻酔にかけ、昏睡状態にします。そして、患者が自然に狂犬病ウイルスに対する抗体を産生するのを待ち、覚醒させたところ、若干の運動障害はあるものの、問題なく社会生活が送れるレベルまで回復させることが出来たという話です。

すごいですねー。でも、この方法で救命できたのはこの1例のみで、今後、さらなる検討が必要だそうです。

この女の子が発症した狂犬病はイヌ科動物由来ではなく、狂犬病ウイルスの仲間のコウモリリッサウイルスによるものなので、そこら辺がなんか違う結果をもたらした可能性もあるのかな? 興味深いです。

■2007.7.6(金) 「アフリカにょろり旅」のご紹介



「アフリカにょろり旅」青山潤 著(講談社)を読みました。
東京大学海洋研究所の通称「ウナギグループ」の学生二人が、驚天動地、超絶過酷な地アフリカで右往左往し、「こりゃもうダメかも・・・」となりながらもついに、幻のウナギ「ラビアータ」をゲットするまでの体験記です。これがもう、おもしろいんだけど、「うわ、やばいよ死んじゃう!」ってな感じで滅法大変そうで、読んでてとっても楽しかったです(笑)。そこらのバックパッカーなんぞ目じゃなく、ものすっごい楽天的で肉体的にも精神的にもタフな彼らなのに、しまいにゃ生ける屍になりかけちゃったりするくらいには過酷な地アフリカ。やっぱアフリカは違うねー、としみじみしてしまいました。私じゃまず生き残れないなー。

それにしても、学者の現地調査なんだから地元の研究者に案内やアレンジを頼んだり、地元民を雇ったり、車とかチャーターしちゃったりしてアカデミックな調査をするのかと思いきや、彼らの旅は私の予想を大きく裏切ってました。いやー、荷物を自分でかついでミニバスにしがみついて移動する研究者がいるなんて、思いもしませんでしたよ。その分、旅行記はものすっごい楽しいんですが、ほんまに道程は過酷です。読みながらしょっちゅう「タフだなー!」と感心することしきりでした。また、通常のバックパッカーの旅行記って、河岸が気に入らなきゃ移動、ってな感じで飄々としてるんですが、彼らの場合、「ラビアータ」をゲットするためにはひたすら耐え忍ぶのじゃー!っつーか、ゲットするまで日本には帰れんぞ!ってな感じなので、おかしい中にも時に悲壮感なんぞ漂っちゃって・・・、やっぱり楽しかったです。お勧めですよー。

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